留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

このページは2024年に調査した内容を掲載しています。

私立の語学学校のほか、大学や公立の専門学校(TAFE:Technical and Further Education)に、英語を母国語としない人のための英語研修コースが設けられています。留学生を受け入れる教育機関は連邦政府のCRICOS(Commonwealth Register of Institutions and Courses for Overseas Students)制度による登録が義務付けられており、登録校へ留学する場合のみ学生ビザがおります。一般的に、英語コースはELICOS (English Language Intensive Course for Overseas Students:留学生のための集中英語コース)と呼ばれています。

CRICOS〔英語〕

ELICOS〔英語〕

英語学校認定・登録機関として、以下の機関があります。

全国英語学校認定機構(NEAS:National English Language Teaching Accreditation Scheme)〔英語〕
全国規模の英語学校認定制度として、教師の資格、カリキュラム、学校設備、料金などに規定を定めています。

イングリッシュオーストラリア(EA:English Australia)〔英語〕
120校ほどの英語教育機関が加盟しています。

オーストラリア大学付属英語学校協会(UECA:University English Language Centres Australia)〔英語〕
30校ほどの大学付属英語センターが加盟しており、大学付属英語学校の情報を提供しています。

自身の英語を学ぶ目的に合わせて、様々なコースから選択することができます。

1) 一般コース
   日常で使うフレーズ・表現などより実用的な英語を学ぶコース。英語でコミュニケーションをとるスキルを鍛えることができる。レベル別のクラスも様々あり、自身のレベルにあったクラスから学習を始めることができる。

2) アカデミック英語コース
   英語を使用言語とする大学・大学院など高等教育機関への進学、さらには進学後の授業で生かす言語スキル習得を目指すコース。論文の読み書きや研究プロセス、アカデミックスピーキング、批判的思考などの高等教育機関での学習・研究に不可欠なスキルを英語で学ぶことができる。

3) 専門英語コース
   ビジネスや医療関係など特定の分野の学習・研究に必要な英語能力を習得するコース。

4) 試験対策コース
   IELTSなど、英語資格試験のスコアの向上や、合格を目指すための対策コース。
 

<例>

オーストラリアカトリック大学
アカデミック英語コース:400豪ドル/週

グリフィス大学
一般英語コース:460豪ドル/週

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。