留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

このページは2024年に調査した内容を掲載しています。

オーストラリアにおける学生ビザはサブクラス500(Subclass 500)と呼ばれ、以下の就学形態で3か月以上の留学が可能です:高等教育、高等専門教育(VET)、パスウェイコース、英語コース(ELICOS)、小学校、中学・高校、中学・高校交換プログラム、大学院での研究、学位取得を目的としていないコース(学期単位でのスタディアブロードや交換留学など)
大学院での研究プログラム、オーストラリア連邦政府の外務貿易省(DFAT)または国防省から奨学金を得ている留学生
 
このビザの申請にあたっては、受講予定のコースごとに、入学許可証(Confirmation of Enrolment:CoE)が必要です。複数のコースをまとめて申請すること(コースパッケージまたはパスウェイ)もできますが、その場合パッケージの一環として受講する最後のコースが、主たる(メインの)コースとなります。
ビザの申請にあたり、オーストラリア内務省は、申請者の主たるコースの期間や費用をもとに、留学期間にどのくらいの資金が必要か、どのくらいのレベルの英語力の証明を提出する必要があるかを検討します。
この学生ビザでの滞在可能期間は、受講するコースの期間によって異なります。希望するコースの期間が10か月以内の場合は、コース修了日から1か月間、オーストラリアに滞在することが許可されています。また10か月以上のコースを受講する場合、滞在できる期間はコース修了時期によって異なります。1月~10月の間にコースが修了する場合は、コース修了日から2か月間まで滞在が許可され、コースが11月~12月に修了する場合は、翌年の3月15日まで滞在することができます。

Study Australia 学生ビザ[英語、日本語]
https://www.studyaustralia.gov.au/ja/plan-your-move/your-guide-to-visas/student-visa-subclass-500 

受講コースへの申し込みが成功すると、大学などの教育機関から就学許可書(Letter of Offer)が届きます。教育機関にデポジット(保証金)を支払った後に、ビザ申請の際に必要となる正式な入学許可証(CoE)が教育機関より発行されます。その書類に加えて、IELTSやTOFELなどの英語力を証明する書類が必要になります。オンライン申請の際に記入する学生ビザ申請フォームのなかには、申請者の家族や経済状況、留学の目的などを確認するいくつかの質問リストが含まれています。経済状況の確認として、渡航費、授業料、家賃など、コース期間中のすべての費用や経費をまかなうだけの十分な資金があることを証明する銀行残高証明書(奨学金の場合はそれを証明するもの)、もしくは親またはパートナーの年収が62,222豪ドル以上であることの証明するものの提出が義務付けられています。またオーストラリア留学中は、留学生健康保険(Overseas Student Health Cover:OSHC)に加入する必要があり、それを証明する必要もあります。さらに健康条件および人柄要件を満たす場合は、内務省のウェブサイトにて、アカウントを作成後、オンラインで申請できます。

Study Australia ビザ申請[英語、日本語]
https://www.studyaustralia.gov.au/en/plan-your-move/visa-application-process

オーストラリア内務省 Subclass 500 Student visa[英語]
https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/student-500#HowTo

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。