海外留学を考え始めた方や、準備を進めている方にお勧めの基礎情報。
国・地域・教育機関を限定しない一般情報が中心です。

留学先で、携帯電話/スマートフォンを使用するには、通常契約とプリペイド式があります。どちらの場合も、現地で携帯電話/スマートフォン本体とSIMカードをセットで購入する方法と、日本からSIMフリーもしくはSIMロック解除した携帯電話/スマートフォンを持っていき、SIMカードのみを購入する方法があります。
現地で携帯電話/スマートフォンを購入した場合、日本語表示ができないものもあるので、日本語を使用したい場合は、日本から持っていくと安心です。日本で使っていたスマートフォンなら、LINEなどの設定もそのまま利用できます。

基本料金はかかりますが、通話料や通信料は安くなります。ただし、契約には、身分証明書、現地住所、入学許可書、銀行口座などが必要です。また、契約年数に縛りがある場合もあるので、事前によく確認してから契約するようにしましょう。

SIMカードのみ購入の場合は、通話とデータ通信ができるタイプとデータ通信のみ使用の2種類があります。データのみの場合、通話はできませんが、料金を抑えることができます。また、SIMカードにはサイズが3種類あるので、自分の携帯電話/スマートフォンに合うサイズを確認してから購入するようにしましょう。

携帯電話ショップ、空港、スーパーマーケットなどで購入することができます。リチャージするには、プリペイドカードを購入する方法と、クレジットカードを使用する方法があります。契約するよりも手軽に入手できますが、通話料、通信料が高めで、カードには有効期限があり、チャージ金額に上限が設けられているなどの制限があります。
また、基本的に、SIMカードは購入した国でしか使用できませんが、国を超えて使用できる海外用プリペイドSIMもあるので、渡航時に1枚持って行っても良いでしょう。ただし、利用料金は高めです。こちらも通常のSIMカード同様、通話とデータ通信ができるものと、データ通信のみのものがあります。
  メリット デメリット
契約 ・通話料、通信料が量が安い ・契約時に必要な書類が多い
・契約年数に縛りがある場合有
 (解約金がかかることがある)
プリペイド ・契約手続き不要
・使いきりなので、解約金不要
・国を超えて使用できるものあり(SIM)
・通話料、通信料が割高
・利用期限がある
・チャージ金額に上限がある

国際ローミング
日本で契約している携帯電話、スマートフォンをそのまま海外で使用することもできますが、国際ローミング料金が高額のため、長期留学には不向きです。使用する場合は、事前に料金などをよく確認してください。

レポートやエッセイなどの課題を行うために、ノートPCを持っていくと便利でしょう。現地の学校にもパソコンルームはありますが、利用時間が決まっていたり、日本語を使用できなかったりするので、1台あると安心です。万が一に備えて、保証書などは持っていくようにしましょう。

学校内や学生寮では、Wi-Fi環境が整っている場合が多いので、ノートPCやスマートフォンがあれば、到着直後より使用可能です。
ホームステイやアパートなどの場合は、インターネット使用料が家賃に含まれているかどうか、データ使用量に制限があるかなど、事前にネット環境を確認しておきましょう。
LINE、Skype、WhatsApp、Facebookメッセンジャーなどのインターネット回線を使用したIP電話を利用すれば、無料もしくは低料金で通話をすることができます。(※中国では、LINEやFacebookなどは使用できないことがあるので、注意してください。)

滞在先にインターネット環境がない場合は、スマートフォンでテザリングする方法もありますが、モバイルWi-Fiルーターの使用を検討するのもよいでしょう。こちらも契約とプリペイド式があり、レンタルもあります。ただし、レンタルは料金が高めなので、短期滞在者向けです。日本から借りていくことも可能です。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。