教育制度
このページは2024年に調査した内容を掲載しています。
概要
就学前教育では幼稚園が設けられていますが義務教育ではありません。台湾の教育制度は6・3・3・4制で、義務教育は初等教育である国民小学6年間(6~12歳)と前期中等教育の国民中学3年間(12~15歳)です。
後期中等教育以降は、「普通教育」と「技術および職業教育」の2つに大別されます。国民中学卒業後、学生は普通型高級中等学校(高校に相当)、技術型高級中等学校(専門学校に相当)、五年制専科学校へ進みます。普通型高級中等学校を卒業した学生は高等教育機関の大学へ進学します。大学の学士課程は4~6年間、修士課程は1~4年間、博士課程は2~7年間です。技術型高級中等学校を卒業後は、高等教育機関の二年制専科学校、四年制技術学院、科技大学へ進学できます。
『Education in Taiwan 2023-2024』を基に作成
学事暦
すべてのレベルの学校は毎年8月1日から翌年の7月31日を学年度とし、8~1月と2~7月をそれぞれ一学期とする二学期制としています。
入学時期
秋学期は9月入学、春学期は2月入学です。
成績
国立大学の一例を挙げると、11段階評価でA+、A、A−、B+、B、B−、C+、C、C−が合格です。最低目標に達していない場合はF、欠席やその他の理由により評価なしの場合はXで不合格となります。