留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

このページは2024年に調査した内容を掲載しています。特殊文字や記号は省略しています。

お店

東南アジア諸国と比較して高く、中国・香港・マカオ・韓国・日本と比較すると安い傾向にあります。
台北市で生活する場合、家賃と生活費がその他の都市と比較して高くなります。都市別の平均支出額は台北市が28,550新台湾ドル、新北市が22,419新台湾ドル、台中市が23,267新台湾ドル、高雄市が21,674新台湾ドル、台南市が19,536新台湾ドルです。

留学生は一般的に学内・学外の学生寮か民間のアパートに居住します。多くの大学では、留学生向けページで学生寮の概要と民間アパートの探し方を紹介しています。
 
台北や台中の留学生は一か月あたり8,000~16,000台湾ドルの家賃を支払っていますが、その他の地域ではもっと安く抑えることができます。アパートによっては家具・家電付きの物件もあります。エアコンは設置されていることが多いですが、年間を通して温暖な台湾では基本的に暖房はありません。アパートによっては洗濯機や冷蔵庫が備え付けでない場合がありますので、注意が必要です。
 
学生寮は一部屋当たりの居住者数や設備によって金額が変わります。
国立大学の一例を挙げると、学生寮は3つあります。
1人部屋:8,210新台湾ドル/1か月(水道代込み)
2人部屋:5,370新台湾ドル/1か月(水道代込み)、11,900~12,900新台湾ドル/1学期(電気代・水道代込み)
2人部屋または4人部屋:7,900~12,900新台湾ドル/1か月

学生寮では家賃に水道電気代が含まれている場合と別途請求される場合があります。
寮により光熱費が異なり、以下のようなケースがあります。
・毎学期基本電気代400新台湾ドル、インターネット代200新台湾ドルを支払い、超過した電気代は使用者が別途負担します。
・水道電気代1,500新台湾ドルを支払います。
大学によってはホームページで留学生向け学生アパート検索サイトを紹介しています。学生割引の適用や英語での契約が可能な物件もあります。

My Room Abroad(民間)[英語]
http://www.myroomabroad.com/ 
価格範囲:9,000~16,000新台湾ドル/1か月
崔媽媽基金會(民間)[英語、中国語]
https://rent.tmm.org.tw/
価格範囲:5,000~40,000新台湾ドル/1か月
9floor(民間)[英語、中国語]
https://9floor.co/
価格範囲:6,000~21,800新台湾ドル/1か月
臺北國際學舍(民間)[英語、中国語、日本語]
http://www.ihouse.taipei/
価格範囲:7,600~19,000新台湾ドル/1か月

多くの大学は学生食堂があるほか、キャンパス内にチェーン店が出店しており、カレーライス、かつ丼、牛丼などが学内で食べられる大学もあります。
台湾では朝食・昼食・夕食すべて外食であることも珍しくありません。
キャンパス外でも屋台、カフェ、純喫茶、ラーメン、うどん、焼肉、定食屋、回転寿司などの日本食は現地で浸透しています。現地のスーパーでも代表的な日本の調味料、食材は販売されています。

台湾の食費は中国、香港、マカオ、韓国、日本と比較すると安いですが、東南アジア諸国よりは高いです。地方都市の花蓮では一か月あたり3,000~5,000新台湾ドルに抑えることができます。台北の国立大学の学生寮近くには食堂があり、キャンパス内にはコンビニエンスストアが数多くあります。マクドナルド、モスバーガー、KFCなどのファーストフード店もあり、学生は10%OFFの割引を受けられます。キャンパス内の食堂ではいなり寿司が70新台湾ドル、ラーメンが100新台湾ドル、緑茶・紅茶が25~30新台湾ドルです。

台湾政府の規定により、留学生は台湾での就学期間中に団体傷病医療保険/全民健康保険への加入が義務付けられています。
居留証取得前に健康保険に加入していない場合は加入が必要です。まずは団体傷病医療保険に加入し、6か月以上居住した留学生は全民健康保険に加入しなければなりません。
保険料として、団体傷病医療保険の場合、各学期の学費と一緒に一括で3,000新台湾ドル(500新台湾ドル/月)を支払います。
全民健康保険の保険料は毎月826新台湾ドルで、一学期当たり4,956新台湾ドルを一括で支払います。
 
*医療上の注意事項:健康診断、視力矯正、予防注射、美容整形、歯科治療、先天性疾患、不妊症、流産、診断証明書などは医療保険が適用されないため、保険会社は支払いを行いません。

内政部警政署が台湾在住の外国人へ向けて公開した注意事項の一部です。
・常に警戒し、駐車場、暗い路地、公衆トイレなどの場所に近づかない。
・深夜に一人で歩き回ったり、一人でナイトクラブへ行ったりしない。
・タクシーに乗車する際は電話で友人にナンバーを伝える。
・尾行されている場合はすぐに家に帰らずに、付近の店で助けを求める。
・尾行されている場合は街灯が明るく人が多い道へルートを変更し、賑やかな店や安全な場所へ行くか、近隣の住民へ助けを求める。
・常に携帯電話を携帯し、助けを求める際は110番通報する。

労働部発展署のウェブページで就労許可証を申請し、許可を受ければ留学生もアルバイトができます。学期中は毎週20時間まで、夏季休暇・冬季休暇中は時間制限なしで働くことができます。

台湾のホテル、レストランは10%のサービス料が含まれることが多く、基本的には別途チップを渡す必要はありません。

台湾では中国語(台湾華語)のほか、日常生活では台湾語を使う人が多いです。高齢者の中には日本語を話す人もいます。台湾では英語教育を重視しているため、英語が最も普及している外国語です。

銀行口座開設には、パスポート、居留証または中華民國統一證號(日本のマイナンバーに当たる身分証)、1,000新台湾ドル、学生証、印鑑などが必要です。
台湾到着後6か月以内の場合は、移民署で統一證號を申請します。外国人の場合、印鑑は必須ではありませんが銀行に確認が必要です。

クレジットカードはVISA、マスターカードを使用できる店舗が多いです。ネットショッピング・店舗でデビットカードを使用することもあります。デビットカードの一日の使用限度額は15万新台湾ドルに設定されています。

両替は政府指定の外貨両替が可能な銀行で行います。銀行の営業時間は平日の9:00~15:30です。
 

台湾全土で無線WiFiサービスの「iTaiwan」が普及していて、利用者は登録なしで無料の無線インターネットサービスを利用できます。iTaiwanのサイトからホットスポットを検索できます。
携帯電話契約にはパスポート、居留証、学生証などが必要になります。20歳未満の学生は法定代理人、連帯保証人が必要です。大学が法定代理人になることもあるため、各大学のホームページを確認してください。通常、台湾の身分証を持つ20歳以上の人に連帯保証人になってもらう必要があります。

台北各地や周辺都市への移動にはMRT、バスが便利です。
台北MRTの運賃は各駅からの距離に応じて20~65台湾ドルです。高雄MRTの運賃は各駅からの距離に応じて20~60新台湾ドルです。タクシーは課金方法は地域により異なります。台北では1.25kmまでが初乗り料金で85台湾ドルで、以降は200mごとに5新台湾ドルが追加されます。また夜間の乗車には別途20新台湾ドルが加算されます。

長距離移動の場合は客運(中・長距離バス)、台鐵(鉄道)、高鐵(新幹線)を利用します。
 
台北の場合、キャンパス内やキャンパス付近の移動には公共レンタサイクルYouBikeがあり、MRTの駅やキャンパスに多数設置されています。YouBike公式サイトで台湾の携帯電話番号と交通系ICカードの悠遊卡を登録完了後に使用できます。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。