留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

このページは2024年に調査した内容を掲載しています。ビザや渡航後の在留手続きについては日本国内の大使館・総領事館や現地の出入国管理局に直接最新の情報を確認してください。

日本国籍者がスペインに入国する際、留学目的であっても90日まではビザは不要です。ただしスペインは欧州域内の国境管理の簡素化を目指したシェンゲン協定に加盟しているため、シェンゲン領域国からの出国予定日から数えて残存有効期間が3か月以上のパスポートを所持している必要があります。

91日以上滞在の場合は、査証(ビザ)の取得が必要です。またビザには短期留学ビザ(SSU)と長期留学ビザ(SLU)の2種類があります。

  • 滞在日数:91~180日まで (条件によっては延長可、詳細要確認)        
  • スペイン入国:あらかじめ決めておいた入国日以後
  • 居住許可証TIE(Tarjeta de Identidad para Extranjeros)の取得:必要なし

  • 滞在日数: 180日以上スペイン入国:ビザ認可の通知書の日付から90日以内
  • 居住許可証TIE(Tarjeta de Identidad para Extranjeros)の取得:スペイン入国後30日以内に取得申請手続きを行う。

91日以上滞在する場合はビザが必要となりますので、前項と合わせてご確認ください。申請は事前予約をしたうえで、申請者本人が在日スペイン大使館で行います。

参考)https://www.uam.es/uam/internacional/visado-nie-tie[スペイン語・英語]

入国後1か月以内に現地の警察や外国人管理事務所に申請してNIEという身分証明証番号およびTIEという滞在許可証(カード)を取得する必要があります。

2025年からETIAS(EU事前渡航認証)というオンラインシステムを導入予定で、90日以内の短期滞在でもこの認証が必要(ビザは不要)となります。
参照)
渡航認証制度ETIAS(エティアス)とは、シェンゲン協定加盟国を訪問する際に必要となる渡航認証制度のことです。
申請手続きは渡航前にオンラインにて行います。申請には、期限が有効なパスポートとクレジットカード、氏名や生年月日、連絡先などの個人情報、渡航情報などが必要となります。
  • EU圏内への渡航に必要となる事前渡航認証システムETIASに関する情報を提供

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。