渡航・滞在
このページは2024年に調査した内容を掲載しています。
ビザの種類
日本国籍の場合、査証免除協定により、ベルギーへ観光、訪問、商用、留学などを目的として渡航する際はビザなしで最長90日間滞在することができます。
90日を超える長期滞在にはビザが必要となります。出発前にベルギー大使館または領事館ビザを申請します。
ベルギーの高等教育機関留学する場合は、「長期滞在ビザ(Dタイプ)」を申請します。
私立の高等教育機関(当局によって認められていない語学学校など)に在籍する場合も、90日を超えて滞在するビザを申請します。
なお2025年からは、事前渡航認証制度「ETIAS(エティアス)」が導入され、90日以内の観光や商用目的の渡航にはETIAS(エティアス)取得が義務づけられます。手続きはオンラインで行われます。
取得方法や申請場所
出発前にベルギー大使館または領事館に申請します。留学生の長期滞在ビザ(Dタイプ)の必要書類は概ね以下のとおりです。申請前に必ずベルギー大使館または領事館に確認することをお勧めします。
・ビザ申請書
・証明写真
・パスポート(原本およびコピー2部)
・手数料
・18歳以上は無犯罪証明書(アポスティーユ証明)
・健康診断書(原本およびコピー2部)
・履歴書(原本およびコピー2部)
・18歳未満は保護者の承認書(英語)
・滞在資金証明書
・在学/卒業証明書
渡航認証制度ETIAS(エティアス)
2025年に渡航認証制度ETIAS(エティアス)の導入が予定されており、施行後には、渡航認証の事前申請が必要になります。渡航認証制度ETIAS(エティアス)とは、シェンゲン協定加盟国を訪問する際に必要となる渡航認証制度のことです。
申請手続きは渡航前にオンラインにて行います。申請には、期限が有効なパスポートとクレジットカード、氏名や生年月日、連絡先などの個人情報、渡航情報などが必要となります。
滞在許可申請
ベルギーで91日以上滞在する方は、滞在許可証(IDカード)の申請手続きが必要です。滞在許可証は入国後8日以内に居住地を管轄する区役所にて申請し、警察による本人確認を経て発行されます。なお、滞在許可証の申請手続きは、ビザ保有者本人が行う必要があります。
関連:日本でしておくこといろいろ(役所の手続き)