留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

このページは2020年7月時点で更新した情報です。各情報・データは更新時における一般的な状況です。教育機関、あるいは時期により異なる場合がありますので、最新・個別の情報については必ず各機関にご確認ください。

日本国籍であればシンガポールに入国する際にビザは必要ありませんが、シンガポールの高等教育機関に留学する学生は、入国前にSOLAR(Student’s Pass On-Line Application & Registration)システムで学生パスを申請する必要があります。

学生パスを申請するには、まず留学する高等教育機関に入学申請をします。申請が受理された場合、高等教育機関が入学許可書を発行します。入学許可書にはSOLARシステムへのログインに必要なSOLAR申請番号が記載されています。入学許可書が発行されたら、SOLARシステムにログインして、学生パス申請書であるeForm16を提出します。eForm16提出後の審査期間は通常5営業日ですが、入学申請の多い7~8月の繁忙期はこれより長い日数が必要な場合があります。申請はコースが始まる2か月前から1か月前までなので、この期間のなるべく早い段階で申請することをお勧めします。

申請が受理された場合、学生パスの発行機関であるシンガポール入国管理庁(ICA:Immigration & Checkpoints Authority)からIPAレター(In-Principle Approval letter)が発行されます。入国ビザが不要な日本国籍の留学生は、シンガポール入国時にこの証明書を提示します。IPAレターには、学生パス受理の際に必要な提出書類が記載されており、健康診断証明書が必要な場合は、その旨も記載されています。

シンガポール入国後、留学生はIPAレターに記載されている全ての必要書類(英語でない場合は、公証を受けた翻訳を付ける)を持って入国管理庁に出向き、学生パスを受理します。学生パスは留学するコースが始まる一か月前から受理できます。シンガポール入国後、学生パスを受理するまで、近隣国を含む外国への出国はできません。申請方法ならびに申請に必要な書類などの最新情報は、入国管理庁のホームページで確認してください。

申請費用は、60シンガポールドルで、マルチプルジャーニービザ/Multiple Journey Visa(有効期限内に何度でも出入国ができる)を希望する場合は、更に30シンガポールドルかかります(2020年)。クレジットカード、デビットカード、もしくはインターネットバンキングでの支払いが可能です。

シンガポールでの就労にはWork Passが必要ですが、学生パス(Student Pass)を保持している留学生は例外的に週16時間を上限にアルバイトが可能です。在学している大学の産業プログラムで、卒業要件を満たすのに寄与する場合、あるいは大学が長期休暇中は、時間制限はありません。詳細は、人材資源省のページで確認してください。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。