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このページは2025年に調査した内容を掲載しています。

英語の学習手段として、ここでは大学の英語コース、大学のファウンデーションコース、民間学校の3例を紹介します。
 
基本的にシンガポールの大学に入るためには高い英語力が求められるため、大学の中で英語学習のためのコースが提供されることは稀です。数少ない大学の英語コースの例を挙げると、NUS大学ではアカデミック英語を伸ばすための授業がコースに組み込まれています。この場合は大学ないし大学院の授業の一部ですので年間授業料の中で受講でき、追加の費用はかかりません。
 
前述のような英語コース以外では、英語力が足りない学生に向けてファウンデーションコースと呼ばれる大学進学のための準備コースが設けられています。
ファウンデーションコースの例を挙げると、例えばカーティン大学では、大学または大学院進学を目指す学生のためのファウンデーションコースを開講しています。週15時間の対面授業と5時間の自習が組み込まれたプログラムで、1コース約50万の費用がかかります。また、ニーアンアカデミーは当大学学部一年次への入学を目指す学生のためのファウンデーションコースを提供しています。修業期間は8か月で、費用は約50万円かかります。
ファウンデーションコースを修了すると修了書を得ることができ、当該大学(院)入学の一つの要件を満たすことになります。
 
大学と異なり、民間の語学学校の場合は英会話から幅広い目的のための英語コースが存在しています。ただしコースを終えても資格を得ることはできません。費用は1時間4,000~5,000円程度が相場です。
いくつか例を挙げると、United Language Centerのエッセンシャルコースでは、1レッスン2時間で、半期、1学期、2学期間の3つのコースがあります。費用はそれぞれ約20万円、40万円、60万円となっています。School of Language Internationalでは、初級~上級までのレベルがあり、1レッスンは3時間、頻度は週3回、期間は4週間からとなっています。学費は4週間のコースで約15万円、長期間になると割安になり、16週間では約40万となっています。
 

大学、語学学校のサイトの応募フォームから応募します。
民間の語学学校の場合、大学等のコースとは異なり、入学要件はなく、年中開講されています。大学進学までに時間的猶予がある場合は、民間の語学学校で英語力をつけるなどの短期留学も一つの選択肢として考えられます。

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