留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

語学学校 私費留学

最新の情報については、 ビザについては日本国内の大使館・総領事館に、学校情報は留学を希望する学校に、必ず直接確認してください。
Tさん(20代女性)
都市名:バギオ
学校名:モノル(MONOL)、トークアカデミー(TALK ACADEMY)
専攻名:General ESL(モノル)/Intensive TOEIC (トークアカデミー)
留学期間:2014年10月~2015年1月(モノル)/2015年2月~2015年4月(トークアカデミー)
留学形態:私費留学
留学の動機
なぜフィリピンに留学しようと思いましたか?他国との比較、決め手になったことなどお答えください。
アメリカやカナダ、オーストラリア等に比べると費用が安かったというのが一番の決め手でした。加えて、1対1の授業も多く、学校側がカリキュラム編成に関して柔軟に対応してくれるとの記載があったため選びました。
留学前の準備期間、言語の勉強方法
留学を思い立ってから実際に現地へ出発するまで何か月くらいの準備期間が必要でしたか?
思い立ったのは高校生の時からで、本格的に準備を始めたのは大学2年生の時でした。アルバイトでお金を稼いで、目標金額に到達するのに1年と少しかかりました。日本でのアパートの手続きに関しては大家さんが柔軟に対応して下さったので全く時間はかかりませんでした。
準備期間中にいちばん大変だったこと、時間は十分だったかをお答えください。
やはりアルバイトが一番大変でした。最初は短期で細かく稼いでいたのですが、途中から長期バイトに変えて週4回、週末は8時間ほど働いていました。もっと早くからバイトに本腰を入れるべきだったかなと少し後悔しています。
留学前に英語またはタガログ語などの現地語をどのように勉強しましたか?語学試験は受験しましたか?
現地語(タガログ語及びバギオの言語のイロカノ語)は全く勉強していません。英語は中高6年分のおさらいをやった程度です。
語学学習において、どんな勉強方法が一番効果的だと思いますか?
留学目的によるのですが、私自身、外国人の方々と英語で話すという事が一番効果的だったと思います。日本にずっといたため、英語を話す事に関しては圧倒的に経験不足で少し怖いと思う事すらありましたが、こちらに来てから、(学校に日本人が一人しかいなかったこともあって)英語を話さざるを得ない日々がずっと続いて、そのお蔭でSpeakingに関する不安を払しょくすることが出来ました。
情報収集方法
どのようにしてフィリピン留学について情報収集しましたか?
情報収集の8割はインターネット上で行いました。残りは海外経験のある先輩方(フィリピンに限らず他の英語圏なども)にお話を伺いました。
現地学校への問い合わせ
学校へはどのような手段で連絡を取りましたか?また、具体的な質問内容を差し支えない範囲で教えてください。
 どちらの学校もエージェントを通して行いました。
凄く細かく丁寧に対応して下さったので難なく渡航することが出来ました。
連絡の際に困ったことはありましたか?
特にありません。
出願
出願時に提出した書類と、提出方法を具体的に教えてください。
民間経営の学校なので特別な出願条件等はありませんでした。
入学試験
入学試験を受けましたか?またその教科や内容を教えてください。
 受けていません。
ビザ・就学の許可等の取得
(JASSO注:手続き上の必要書類等は当該地における当時のもので、申請にあたっては、自己の責任において最新の情報を確認する必要があります。)
留学にあたり取得したビザ(査証)の種類を教えてください。また、申請から取得までにかかった時間も教えてください。
ビザ関連については、学校側の事務員のみなさんが一括でやって下さりました。取得にかかった時間は1か月程度だったと思います。
SSPの取得にはどのような書類や手続きが必要でしたか?気をつけた点も教えてください。
手続きや書類に関しては先述したとおりで、とにかく私は期限までにお金を払う事だけをずっとアナウンスされていました。
学費、生活費、お金の送金・管理方法等
留学中にかかった学費(+諸経費)の総額はおよそいくらでしたか?どのような支払方法が便利でしたか?
 80万円くらいだと思います。エージェントの方には一括で支払うように言われていましたが、こちらの事情で後半の3か月は分割払いにしてもらいました。
学費以外の生活費の、1か月平均額または留学期間全体の金額、及び内訳を教えてください。
 公共料金は最初に一括で徴収される学校と退去時に本当に使った分だけ支払う学校がありました。前者は1か月1000ペソ(=3か月3000ペソ)、後者は680ペソほどでした。このあたりは学校によってかなり差が出る事が分かりましたので、もし語学留学を考えている方がいらしたら学校に問い合わせてみるのが良いと思います。
学費、生活費をどのように捻出しましたか?
 日本でのアルバイト代から捻出しました。
お金をどのように管理していましたか?現地で銀行口座を作った場合、どのような手続きをしましたか?
 渡航する前に国際キャッシュカードが作れる日本の銀行で口座を作りました。エージェントにはクレジットカードは必須だと言われていましたが、実際に来てみるとクレジットカードを使える店が殆んどありませんでした。
日本からの送金が必要な際、どのように送金してもらいましたか?
 両親に上記の銀行の口座に送金してもらっていました。
健康管理
どのような保険に入っていましたか?留学先校など現地で保険の指定はありましたか?
指定の保険はありませんでした。
保険に関しては、両親がすでに私に海外保険をかけていたので特別申し込んだりはしませんでした。
日本またはフィリピンで予防接種・健康診断を受けた場合、その内容を教えてください。
 予防接種は受けていません。
現地の医療サービスを受けましたか?またその場合、気をつけるべき点があれば教えてください。
1度だけ胃痛の薬を処方してもらった事があります。その時は日本人マネージャーの方が同伴でしたので特別困ることはありませんでした。
学校生活
日本の授業に比べて異なる点、フィリピンらしいと思う特徴、受講した感想を教えてください。
 フィリピン人の展開する授業はとにかく楽しいです。殆どの先生が歌うのが大好きで、授業の最中によく熱唱している方が結構いらっしゃいました。しかし授業自体をないがしろにすることは決してなく、真面目だけど快活という印象を受けました。
予習・復習での工夫や苦労した点があれば教えてください。
特にありません。
英語による授業または英語研修に参加した方に伺います。現地語は、授業・リサーチ・日常生活において必要でしたか?
全く必要ありませんでした。一般の方々も英語が通じるので、言語に関しては不自由を感じたことはありません。
授業やレポートにおいて、語学上・学習上のサポートはありましたか?
殆どの先生方は、授業時間外でも聞きに来てねと言って下さいました。
学校の施設(図書館・Computer Lab・カフェなど)は充実していましたか?
 モノルは生徒の規模が300人以上の学校で、凄く充実していました。
学校全体やクラスで、現地の学生・外国人留学生・日本人留学生の割合、学生の年齢層はどのようでしたか?
最初の3か月は、私以外日本人がおらず、他は9割韓国人、残り台湾人及び中国人でした。
現地の学生・外国人留学生と交流できましたか?その方法や得られたこと、大変だったことがあれば教えてください。
周りが殆ど韓国人だったため韓国の文化に従っていました。食文化も含め、日本の文化と異なる点がたくさんあったため、はじめのうちはかなり戸惑いました。
日本人留学生との交流はできましたか?得られたことや大変だったことはありましたか?
後半の3か月滞在している学校には日本人の方が結構いらっしゃったので、交流できました。大変だったと思うことは特にありませんでした。
指導教官とのやり取りでよかったこと、大変だったことはありましたか?
特にありません。
食事
普段はどのように食事をされましたか?現地の食事・飲料水・食材で苦労したこと、気をつけたことはありましたか?
食事は学校側から3食すべて支給されていましたが、全て韓国料理だったので辛すぎて食べることが出来ない事が何回もありました。飲料水に関しては問題ありませんでした。
日本の食材を手に入れることはできましたか?日本から持参すると良い食材があれば教えてください。
日本の食材は大きなデパート等に行けば手に入りました。辛い食べ物が苦手な方で、韓国資本の学校に滞在するなら、ふりかけ及びインスタント味噌汁などはあった方がいいと思いました。
住居
留学中、どんな住居に住んでいましたか?その特徴とともに教えてください。
寮に滞在していました。4人部屋で、トイレとシャワールーム付です。
住居を決めた際の基準や、探した方法を教えてください。
生徒は必ず学校に付帯している寮に住まなくてはならない決まりでしたので、特に基準などはありませんでした。
住居でトラブルはありましたか?あった場合、どのように対処しましたか?
幸運な事に、ルームメイトや近隣住民に恵まれたため特に問題なく過ごすことができました。
現地の治安状況・注意したこと等
現地の治安状況についてどのように情報収集しましたか?
 外務省のホームページを参照しました。
居住地域の治安状況を教えて下さい。治安状況を踏まえて気をつけた点について教えてください
首都マニラに比べると格段に良いと現地民の方々から聞きました。確かに滞在期間中一度も盗難や事件に巻き込まれたことはありませんでした。
犯罪に巻き込まれたことはありましたか?その際どのように対処しましたか?
ありませんでした。バギオはとても安全だと思います。
通信
通信機器は、日本から持参されましたか?学校や居住施設での利用はいかがでしたか?
携帯、PCを持参しました。校内のWi-Fiは日本に比べると格段に遅くて不安定という印象を受けました。遅くてつながらないことが多々あるので、どうしても必要な場合は近場のカフェに行ってWi-Fiを使っていました。
現地で上記の通信機器やインターネットを利用した際、機器・プロバイダの選択や手続きはどのように行いましたか?
フィリピンはフリーWi-Fiが飛び交っているので特に手続き等は必要ありませんでした。現地のSIMカードは1枚40ペソほどで買うことができました。(私はSIMカードのロックを外していないので結局使いませんでした)
気候
日本との気候の違いに対して心がけた点を教えてください。
 バギオの気候は、その標高の高さ故か(1500M)、北海道の夏にとても似ていると思いました。
昼間は結構暑くて、夕方になると突然寒くなります。
湿度は低くてとても快適でした。
現地生活状況・各種相談先
現地購入できて役に立ったもの、日常品で重要なものがあれば教えてください。
絶対に必要なのはトイレットペーパーです。レストラン、居酒屋にはトイレットペーパーが置いていないことが多いので外出の際は絶対持ち歩くようにしていました。
学校内・学校外で問題があったとき、誰に相談しましたか?
専属のマネージャースタッフに相談しました。
住居などについて支援を受けられるような学生互助会(自治会)などはありましたか?その支援を受けましたか?
特に無かったと思います。
現地の人との文化的摩擦、トラブルの経験や、異文化の中で気をつかった点はありましたか?
トラブルの経験はありませんが、チップを渡さなくてはならない場面が何度かありました。(その時は一緒にいた先生に教えてもらいました。)
帰国後の進路/留学と進路との関係
現在の所属について、差し支えない範囲で教えてください。
 大学3年生で休学中です。
留学前・留学中・留学後のいつ、就職活動をされましたか?
まだ就職活動を始めていません。
フィリピンで就職活動をされましたか?その場合、その内容や特徴、現地大学・語学学校からの支援の有無について、差し支えない範囲で教えてください。
していません。
日本で就職活動をされましたか?その場合、その内容や留学とのかかわりを差し支えない範囲で教えてください。
していません。
留学経験は進路決定に影響しましたか?また、留学経験は現在の仕事・学業にどのように生かされていますか?
まだ留学中なので分かりません。
後輩へのアドバイス
日本にいる間にしておけば良かったことや、留学先にフィリピンを選んで良かったと思うこと、期待とは違ったことなどを踏まえて、これから留学を考えている後輩へのアドバイスをお願いいたします。
フィリピンは、日本と比べるとまだまだ発展途上で色々な物が旧式です。しかし現地の人々はとても明るくて、お喋りで、日本人に対してとても親切に接してくれます。したがって、仲良くなることは難しくないと思います。加えて、この国には韓国人、中国人の方がたくさんいます。特にコリアンレストランや韓国人の為の施設は街に数えきれないほどたくさんあるので、現地の文化だけでなくて韓国の文化も学ぶことが出来ると思います。
学習面に関してですが、学校選びは慎重に行うに越したことはありません。もしエージェントを通す場合、自分の希望を細かく伝えた方が絶対に良いと思います。
フィリピン人講師の全員がフィリピン訛りの英語を話すわけではありません。もちろん訛りが強い人もいますが、その分アメリカンアクセントを使う先生もいます。
あとこれはとても個人的な意見なのですが、真面目に英語をやりたいのなら、試験を受けるつもりが無くても、IELTSやTOEFLのコースに入った方が良いと思いました。クラスメイト達が皆海外の大学を目指しているような意識の高い人達で構成される事が殆どなので、良い刺激になると思います。
留学中の1週間の授業時間割
モノル
(月曜日~金曜日まで)、ESL
時間 教科
8時00分-8時50分 リスニング
9時00分-9時50分 リスニング
10時00分-10時50分 スピーキング
11時00分-11時50分 スピーキング
LUNCH
13時00分-13時50分 ライティング
14時00分-14時50分 発音
15時00分-15時50分 空きコマ
16時00分-16時50分 リーディング
17時00分-17時50分 文法(選択)
DINNER
19時00分-19時50分 IELTS SPEAKING
20時50分-21時00分 IELTS SPEAKING
 
トークアカデミー
(月曜~金曜まで)、TOEICコース
時間 教科
8時00分-8時50分 空きコマ
9時00分-9時50分 空きコマ
10時00分-10時50分 TOEIC PART1-2
11時00分-11時50分 TOEIC PART3-4
LUNCH
13時00分-13時50分 TOEIC SPEAKING
14時00分-14時50分 TOEIC SPEAKING
15時00分-15時50分 空きコマ
16時00分-16時50分 TOEIC PART5-6
17時00分-17時50分 TOEIC PART7
DINNER
19時00分-19時50分 単語テスト
20時00分-22時00分 模擬試験(毎日)

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。