教育制度
このページは2024年に調査した内容を掲載しています。
概要
韓国の教育課程は、小学6年、中学校3年、高等学校3年、大学校4年(短大・医療系を除く)の「6−3−3−4制」です。中学校までが義務教育となり、法律により全ての地方自治体は中等教育機関を設置しなければならないと定められています。
また、児童が満6歳になった翌年の3月1日(韓国の歳で8歳の3月1日)に小学校に入学させ、卒業するまで通学させる義務があります。大学進学率は約70%で、OECD諸国の中では一位を占めています。(2022年)
文部科学省、「諸外国の教育統計」令和6(2024)年版より引用
就学前教育
保育教育は0~5歳児が対象となり、3~5歳の間は幼稚園に通います。
義務教育
義務教育は9年間で、6~15歳児が対象です。
初等教育
初等教育は6年間で、6~12歳児が対象です。
中等教育
前期中等教育は中学校で3年間行われ、後期中等教育は普通高等学校または職業高等学校で3年間行われます。
学事暦・成績
一般的に、1学期(春学期:3~6月)と2学期(秋学期:9~12月)の2学期制です。
入学時期は、前期の場合、3月に入学、2月に学位授与式。後期は9月に入学、8月に学位授与式が行われます。
夏休み・冬休みの間に単位補充のための「季節学期」を受講することも可能です。
ある国立大学の成績評価方式を見てみると、A+からFの13段階で成績が評価され、A+が4.3評点、Fが0評点になっています。