留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

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Josua Tree にて
留学先国・地域:アメリカ合衆国・ロサンゼルス
留学先学校:南カリフォルニア大学
専攻名:建築学部
留学期間:2019年8月~2022年5月
留学形態:修士課程
奨学金:JASSO給付型「海外留学支援制度(大学院学位取得型)」、大学からの奨学金

高校生の頃から海外で働くことへの憧れがありました。学部時代は日本で過ごしましたが、世界で活躍する日本人建築家の姿を間近で見ていると、語学面だけでなく、多文化への理解の深さという点から、やはり数年は海外で過ごすことが必要だと感じ、留学を決めました。日本の設計事務所でお手伝いすることもありましたが、毎日深夜まで働く様子を何度も目の当たりにし、他の国での働き方も見てみたいと思うようになりました。働き始めてからでは留学する機会がいつ来るかわからないと考え、海外大学院に進学することを決めました。

尊敬する建築家やアーティストの多くがアメリカに留学していたため、自然とアメリカを考えるようになりました。その中でも、ロサンゼルスは様々な都市問題を抱えてる一方で先進的な技術もあり、学べることが多そうだと思いました。さらに、留学先の南カリフォルニア大学はプリツカー賞受賞者を複数輩出していることも大きな決め手となりました。もちろん天気の良いところで過ごしたいというのも1つの理由です。

キャンパスの様子
カリキュラムは設計スタジオと講義で構成されています。週3 回のスタジオではロサンゼルスで活躍する建築家と議論することができ、自分の興味の幅を広げることができました。講義も多様でしたが、特に企業と共同でナショナルパークにパビリオンを建てたことが印象に残っています。
初めの頃は授業についていくことも大変だったため、友達と協力して乗り越えました。ロサンゼルスでの一人暮らしは金銭的にも治安的にも不安だったので、大学近くで13 人でのシェアハウスをしていました。異なるバックグラウンドをもつ学生と過ごす毎日は新鮮で楽しい一方で理解し合えない苦しさもありました。日本について説明する機会も多くあり、その中で自分の育った環境への理解が深まりました。

留学中は課題に追われて忙しく、ロサンゼルスをまだ理解できていないという感覚があったため、卒業後も残ることにしました。大学のメンターシッププログラムを通して現地で働く卒業生との繋がりがあり、企業訪問やポートフォリオの作り方など参考になりました。4か月の就活の結果、卒業式の日に最初の内定が出ました。

元気が出る景色
留学を通して、建築には何ができるのか、建築家としての職能を再考することができました。将来の選択肢が増えたことは間違いないですが、それが幸せかどうかは自分次第だと思います。ここでの経験をどのように自分のストーリーに織り込んでいくかが今後の課題です。

何を学びたいかだけでなく、留学の経験をどのように役立てていきたいかを考えることで、充実した留学になると思います。ロサンゼルスは1 年中夏休みのような気候と雰囲気で浮かれてしまいがちですが、大学内外でたくさんの機会があるので、チャンスを掴んで彩りのある留学生活にしていきましょう。

英語を話している自分を想像する
TOEFL の勉強のためにいろいろと試しましたが、最終的には単語が大事だと思いました。会話で1番効果を感じたのは、同じ映画を繰り返し見てセリフを全部覚えることです。同じ速度でアフレコできるようになれば、言葉が自分のものになったような感覚になります。この人のように話したいと思える人が見つかれば覚えやすいです。今でも映画やドラマの引用で毎日を乗り切っています。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。