教育制度
このページは2024年に調査した内容を掲載しています。
初等教育~中等教育の概要
義務教育期間や学校制度は州によって異なっていますが、義務教育期間中の子供は公立学校で無料で教育を受けることができます。
学年制は日本と同様に6-3-3制を採用している州もありますが、5-3-4制、7-2制などを採用している地域もあります。多くの高校ではAdvanced Placement (AP), International Baccalaureate (IB), Running Start等のアドバンスプログラムを提供しています。また、インターナショナルスクールやScience, Technology, Engineering, (Art) and Mathematics(STEM/STEAM)教育を取り入れている私立高校などもあります。
教育制度図
(出典)アメリカ大使館・領事館と日米教育委員会、EducationUSA Tokyo
学期
アメリカの1学年は、9月に始まり翌年の5月までの9か月間であることが一般的です。
6月から8月は夏休み、または夏期講習となります。ほとんどの学校では、セメスター制、またはクォーター制のどちらかを採用しています。
セメスター制:1学年(9か月間)を2期(1セメスター17~18週間)に分ける
(例:8月下旬~12月中旬/1月上・中旬~5月上・中旬)
クォーター制:1年間(9か月間)を4期(1クォーター11~13週間)に分ける
(例:9月下旬~12月中旬/1月上旬~3月中旬/3月下旬・4月上旬~6月中旬/6月~8月)
成績
アメリカの多くの学校や大学では、成績をアルファベットで表すシステムで学生を採点しており、Aが最高、Bが良好、Cが平均、Dが平均以下、Fが不合格となります。通常、学部生が学籍を維持するためにはC以上、大学院生はB以上の成績が必要です。
また、P(Pass)は合格、S(Satisfactory)は満足、N(no credit)hは単位なしの意味で用いられます。