留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

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留学先国・地域:フランス
留学期間:2015年~2021年
学校名:パリ第一大学 パンテオン=ソルボンヌ
専攻名:哲学
留学形態:大学院への進学(博士号取得)、日本の大学院在学中の留学(博士課程在籍中)

Q. 留学をしようと思った動機を教えてください。

パリに留学したいという漠然とした思いは随分前からありましたが、研究分野の専門家の存在が渡航を後押ししました。


Q. 留学先の国・地域、留学先校を選んだ理由を教えてください。

上述の専門家がパリ第一大学の准教授であったためです。


Q. 留学に対する家族の反応はどうでしたか?

心配しながらも、幸い応援してくれました。

Q. 留学の準備にはどのくらいの期間を要しましたか?留学を思い立ってから、実際に出発するまで、それぞれの準備段階にわけて教えてください。

2014年秋:パリの研究者にメールでコンタクト→2週間後返事→語学の訓練やビザの準備→2015年8月末:出発


Q. 留学情報の収集はどのように行っていましたか?使用したウェブサイト、雑誌、イベント、SNS(YouTube、Twitter等)などがあれば、あわせて教えてください。

主にインターネットで調べていたかと思いますが、具体的なサイト等は残念ながら覚えていません。


Q. 語学学習はどのように行っていましたか?

読み書きについては、日々の研究を通じて自然と上達しました。会話能力は大学やアンスティチュ・フランセでの授業等で少しずつ習得しました。今では加えてネット上でも容易に学べるかと思います。


Q. 留学(斡旋)サービスなどは利用しましたか?

交換留学等の通常の留学とは違ったため、有用性がわからず利用しませんでした。


Q. 留学の資金調達はどのように行いましたか?利用した奨学金などがあれば、あわせて教えてください。

留学の段階ごとに奨学金を給付してもらいました。
・日本の所属大学
・JASSO(学位取得型)
・フランスの研究機関


Q. 入学や学生登録の手続き、ビザの手続きなどはどのように行いましたか?特に苦労したことや気を付けた方がいいことなどがあれば教えてください。

特殊な留学形態のため、情報がかなり限られていました。また現地の担当者とのやりとりが大変でした。担当者の仕事が極端にひどい場合もあるので、時には誰かに助けを求めることも必要です。

Q. 留学中の学校生活はどうですか(どうでしたか)?海外の学校だからこそ苦労することや、逆に学校生活での楽しみなどを教えてください。

世界各地からパリを訪れる研究者と交流できたことが一番の収穫です。幅広い授業・研究会・学会に自由に参加することができ、この点で恵まれていたと感じます。


Q. 学校外の生活はいかがですか(いかがでしたか)?寮などでの生活や休日の過ごし方に加えて、街の治安などについても教えてください。

パリは文化施設やイベントが多くあり、時々情報をチェックしていれば飽きることがないかと思います。治安は地区によりますが、概して盗難の危険は至るところにあります。


Q. アルバイトやインターンはしていますか(していましたか)? 

在仏日本大使館で一時働かせてもらいました。

Q. 留学を経験してみて感じたこと、学んだことはありますか?

今も研究滞在中でいろいろと学んでいる途上ですが、一つ挙げると、所変われば人々の考え方も自分の考えも方も大きく変わり得ます。


Q. 留学後の進路について教えてください。

大学教員として研究・教育に携われればベストです。


Q. 最後にこれから留学をする方へのメッセージ・アドバイスをお願いします。

皆さんそれぞれ留学先、目的や形態等は異なりますが、いずれにせよ辛い経験も多かれ少なかれすることになると思います。現地の友人(日本人、フランス人、留学生)を作ってぜひ有意義な留学にしてください。また、日本の家族や友人と何年も会えなくなることもあり得ます。出発前にできれば挨拶を。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。