留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

大学・大学院・短期大学・専門学校 奨学金留学

留学先国・地域:英国、ロンドン
留学期間:2023年9月~2027年6月
学校名:University College London
専攻名:BSc Politics and International Relations
留学形態:学士課程
奨学金名:JASSO給付型「海外留学支援制度(学部学位取得型)」

Q. 留学をしようと思った動機を教えてください。
人生で一度は日本を外側から見てみたい、海外で勉強してみたいと考えており、それが可能なのは大学時代かなと考えていたから。

Q. 留学先の国・地域、留学先校を選んだ理由を教えてください。
1. 英語以外の外国語を話すことができないため、日常生活(授業は英語で対応可能でも、医者にかかるとき、銀行口座の開設等が英語で対応不可だと日常生活が送りにくく不便)、学業をともに英語で行うことができる英語圏の国(アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)に留学しようと考えた。 

2. 高校が普通科の高校であり、海外の大学進学に向けた勉強(A-Level, IB等)を行う高校ではなかったため、高校卒業後に学部に直接進学するとなると、授業にはついていけないだろうなと考え、アメリカ、カナダの大学への進学は断念し、大学進学準備コースがあるイギリス、オーストラリア、ニュージーランドの大学に進学しようと考えた。

3. 政治、国際関係を学ぶ上で、イギリスが最も適していると判断し、英国の大学に進学しようと考えた。

4. UCLは大学進学準備コースを設置している大学の中で最もランキングが高かったため、進学準備コース卒業後の選択肢が多そうだなと判断し、UCLに進学した。

Q. 留学に対する家族の反応はどうでしたか?
何一つ反対されなかった。幼少期から大学進学のついて話すときに、海外の大学に行くという選択肢が国内大学に進学するという選択肢と同じ土俵で提示されていた。

Q. 留学の準備にはどのくらいの期間を要しましたか?留学を思い立ってから、実際に出発するまで、情報収集、学校選定、出願、ビザ申請など、それぞれの準備段階にわけて教えてください。
留学を思い立つ:高校1年の前期 

情報収集:高校1年前期ー高校1年後期  自分が興味を持った大学のホームページを読み込む。  自分が進学したい大学に進学する場合、必要となる要件は何かを確認し、不明瞭な点(数3を履修する必要はあるか、政治経済はEconomicsに該当するか等)は大学のアドミッションオフィスにメールを送って質問した。  海外大学の入試担当者が集まるイベント等があるため、それにも参加していた(アドミッションオフィスの個人のメールアドレスを得ることができるため、送る質問メールに対する返信が早くなり便利)。 

学校選定:高校2年後期  自分が学びたい事に関する授業が開講されているか等を中心に学校を選定した。 

出願:高校2年前期-高校3年後期  書類の提出や試験、面接は高校3年の後期に行った。しかし、出願書類の中に、英文の成績証明書、推薦状を求める大学も多いため、事前に担当の先生に説明、依頼をする必要がある。そのため、担任との個人面談の時間等を使って事前に説明をしていた。 

ビザ申請:渡英3カ月前  大学からビザ申請に必要な書類が送られてくるため、それを受け取ってから行った。

Q. 留学情報の収集はどのように行っていましたか?使用したウェブサイト、雑誌、イベント、SNS(YouTube、Twitter等)などがあれば、あわせて教えてください。
大学のホームページ、メールでの問い合わせで情報を集めていた。SNS等で公開されている海外大受験をした人の体験談や、僕は/私はこんな状況でも合格しました系の話は、もし自分がその話を信じ込んで失敗したとしても、全く責任が取れない人が発信しているものがほとんど(仕事としてやる人は別)であるため、話半分で読むほうが良いと思う。

Q. 留学にはどのくらい費用がかかりましたか。留学の資金調達はどのように行いましたか?
JASSOのホームページ、Xなどで奨学金情報を集めた。JASSOは書類提出の締め切りが10月くらいだったため、8月に提出書類を書き始め、9月以降に担任の先生に添削をしてもらっていた。

Q. 準備しておいてよかったこと、また準備しておいたほうがいいことなどはありますか。
自炊をする練習は必要。

Q. 留学中の学校生活はどうですか(どうでしたか)?日本の学校との違いや、海外の学校だからこそ苦労すること、学校生活での楽しみなどを教えてください。
日本の大学に進学していないため単純に比較することができないが、発言を求められる機会は多いのではないかと感じている。

Q. 留学中の生活で大変だったことを教えてください。また、それをどのように克服、対応しましたか。
自炊、洗濯、掃除等の日常生活を自分で組み立て続けなければいけないこと。
 

Q. 留学を経験してみて感じたこと、学んだことはありますか?留学前と比べて成長した面はありますか。
留学前に比べて、イレギュラーな展開に対応する力はついたなと思う。日本と違って、予定通りに物事が進むことは少ないので...。

Q. 留学後の進路について教えてください。
就職を予定している。

Q. 最後にこれから留学をする方へのメッセージ・アドバイスをお願いします。
入試情報がころころと変わるため、情報収集は常に行っておいたほうがいい。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。