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奨学金留学
体験レポート
S.O.さん
留学先国・地域:英国
留学期間:2017年10月~2021年9月
学校名:エディンバラ大学
専攻名:工学院・エネルギーシステム研究科
留学形態:大学院への進学(博士号取得)
留学の動機について
Q. 留学をしようと思った動機を教えてください。
大学入学以前より海外への憧れはあったので学部生時代に英国へ2年間留学しました。その後研究者となることを志し,国際的に活躍したいと思い海外の大学で博士号を取ることを決意しました。
Q. 留学先の国・地域、留学先校を選んだ理由を教えてください。
英語圏かつ学部時代に留学経験のあった英国にしました。私の専門分野(海洋エネルギー)で世界を先導しているエディンバラ大学を選択しました。
Q. 留学に対する家族の反応はどうでしたか?
ありがたいことに家族は自分の選択に常に協力的でした。
留学の準備について
Q. 留学の準備にはどのくらいの期間を要しましたか?留学を思い立ってから、実際に出発するまで、それぞれの準備段階にわけて教えてください。
2015年頃:博士課程留学を決意→2016年夏:エディンバラ大学の指導教員に博士課程進学したい旨をメール→2016年秋:JASSO奨学金申請→2017年1月JASSO奨学金面接→2017年春JASSO奨学金採用→2017年9月:渡英
Q. 留学情報の収集はどのように行っていましたか?使用したウェブサイト、雑誌、イベント、SNS(YouTube、Twitter等)などがあれば、あわせて教えてください。
主に行きたい大学のウェブサイトで入手していました。
Q. 語学学習はどのように行っていましたか?
学部時代に英国に2年間留学していたのである程度の語学力は既にありました。大学4年時は所属研究室に留学生が数人いたので毎日英語を使う環境にいました。学部生時代を振り返ってみるとIELTS対策が一番効果的だったと思います。スピーキングとライティングは留学後に身につきますので,まずはIELTSの目標スコアに達することが大事だと思います。
Q. 留学(斡旋)サービスなどは利用しましたか?
特に必要性を感じなかったので利用しませんでした。
Q. 留学の資金調達はどのように行いましたか?利用した奨学金などがあれば、あわせて教えてください。
JASSO海外留学支援制度(大学院学位取得型)の奨学金を頂いておりました。学費は奨学金の上限(250万円)を超えるので差額を両親に借金しました。生活費は奨学金の範囲内で賄っていました。
Q. 入学や学生登録の手続き、ビザの手続きなどはどのように行いましたか?特に苦労したことや気を付けた方がいいことなどがあれば教えてください。
全て自分で行いました。特別難しいことはなかったと記憶しています。
留学中の様子について
Q. 留学中の学校生活はどうですか(どうでしたか)?海外の学校だからこそ苦労することや、逆に学校生活での楽しみなどを教えてください。
博士課程の学生は基本的に毎日大学に来てPCに向かって作業したり,実験室で実験をしたりしていました。ターム中は週に数時間,学部生の講義でtutor (ティーチングアシスタント) をしていました。研究はなかなか順調に進むものではないので辛い時がほとんどですが,たまにいい結果が出たり実験がうまくいったりした時は本当にうれしかったです。
Q. 学校外の生活はいかがですか(いかがでしたか)?寮などでの生活や休日の過ごし方に加えて、街の治安などについても教えてください。
休日は市内の公園を散歩したり,郊外の自然公園へハイキングに行ったりして日頃のストレスを発散していました。
日本語が話したくなった時はTwitterで知り合った日本人の友人たちと遊んでいました。
エディンバラは英国内でも治安の良い都市ですので特に心配はありませんでした。
Q. アルバイトやインターンはしていますか(していましたか)?
アルバイトはしていませんでしたが,専門科目のtutor (ティーチングアシスタント)をしていました。
留学後について
Q. 留学を経験してみて感じたこと、学んだことはありますか?
留学して一番良かったと感じるのは世界中に友人ができたことだと思います。また色々な文化・習慣に触れることで異なる価値観にも寛容になれました。これは日本にいたら身に付かなかったと思います。
Q. 留学後の進路について教えてください。
博士課程修了後から現在まではエディンバラ大学で博士研究員として働いています。
Q. 最後にこれから留学をする方へのメッセージ・アドバイスをお願いします。
留学を目指したらとにかく早く情報収集をしましょう。GPA(成績)やIELTS等英語試験のスコアがいくつ以上必要か把握し,クリアできるように頑張りましょう。特に言語習得は時間がかかるので,早めの対策が肝心だと思います。今は様々な奨学金制度があるので大いに活用しましょう。皆さんの有意義な留学を応援しています!
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