海外留学を考え始めた方や、準備を進めている方にお勧めの基礎情報。
語学や芸術文化など目的にあわせた留学先の情報を調べることができます。

このページは2015年度の調査をもとに、2021年2月時点で更新した情報です。ビザや渡航後の在留手続きについては日本国内の大使館・総領事館や現地の出入国管理局に直接最新の情報を確認してください。特殊文字や記号は省略しています。

渡航の手続き

パスポート
日本人の場合、ビザなしで、最大90日まで滞在することができます。これを超える場合、ビザの申請が必要です。3か月以上の滞在期間が残っている必要があります 。またビザを取得する予定がないのに、片道チケットしか持っていない場合、入国時に係官に質問されることがありますので、可能ならば、往復チケットを持っていた方が安心でしょう。
楽器、画材などの持ち込み
EUシェンゲン加盟国では、法令により430ユーロ以上の物品に税関申告を課しています。楽器等もこれに相当します。高額の楽器の場合、赤の税関ゲートにて申告することとなっています。この時、「ATA国際条約」に基づいた「物品一時輸入のための通関手帳」(通称「ATAカルネ」)を事前に申請し、携帯していれば、手続きが簡便になります 。
ビザの取得
フランスに留学する場合、滞在期間が3か月未満の場合はビザが不要です。滞在期間が3か月を上回る場合は、留学のタイプによって必要なビザが異なります。また、入国後は、3か月以内にOFII (Office Fancais de l'Immigration et de l'Integration: フランス移民局) の手続きを完了してください。
長期滞在学生ビザ(3か月以上で学位取得が目的)
フランスで学位や資格の取得を目的とし、3か月以上滞在する場合、長期滞在学生ビザを申請しなければなりません。これには駐日フランス大使館でビザ申請を行う前に、Campus France - フランス政府留学局・日本支局での手続きを完了させなければなりません。
ビジタービザ(3か月以上で学位取得が目的ではない)
資格取得が目的では無い留学で3か月以上滞在の場合、ビジタービザを申請しなければなりません。ビジタービザでは、報酬を伴うすべての就労活動が認められていません。
テスト用短期滞在学生ビザ
高等教育機関の入学試験や手続きのための滞在ビザです。入学した場合、一時帰国することなく、フランスの県庁で1年間の滞在許可証を申請できます。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。