留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

このページは2016年度の調査をもとに、2020年7月時点で更新した情報です。

生活情報

地図

コロンビアは面積1,139,000平方キロメートルで日本の約3倍です。中米のパナマ、南米のベネズエラ、ブラジル、ペルー、エクアドルに接しています。人口4,965万人(2018年)、平均年齢30歳のエネルギーあふれる国です。国土の三分の一を占めるアンデス山地に人口の75%が集中しており、首都ボゴタには約808万人が暮らしています。公用語はスペイン語、通貨はコロンビア・ペソ(COP)です。日本との時差は14時間です。

風景

四季はなく、乾季と雨季に分かれていますが、近年その時期は曖昧になってきています。熱帯雨林や標高4,000メートルを越える山脈など地形の変化に富んでいるため、地域により気候は大きく異なります。ボゴタ市は中央山脈山間部に位置しており、年間を通して気温12~18度程度ですが朝晩と日中の寒暖差は激しく、夜間や早朝は10度以下になることもあります。一方、太平洋・カリブ海の沿岸地域は常時30度前後の気温です。
外務省の海外安全ホームページによるとコロンビアは全域、警戒レベル1~3のいずれかに当たります。
政府による治安対策の効果により、主要犯罪(特に殺人・テロ・誘拐)の発生件数は減少しましたが、強盗・窃盗は増加傾向にあります。
留学先の大学などから治安情報を積極的に入手し、人目の届かない場所や単独での行動、暗くなってからの外出は避けるなど、安全には十分注意して行動してください。

トラック

首都ボゴタ市内の公共交通機関はバストランスミレニオです。市民の便利な足となっていますがスリなどが多いため、利用の際には十分注意しましょう。

バス
青いバス(Urbano)は市内の主要道路を網羅、緑のバス(Alimentador)は市内と郊外を結ぶ。通常、市内ではバス停で乗り降りするが、郊外ではルート上であればどこでも乗り降りが可能。Urbanoの料金は一律2,100コロンビアペソ。

トランスミレニオ
専用レーンをもつ赤い路線バスで、市内の幹線道路を走る。料金は一律2,300コロンビアペソ。

タクシーも便利な交通手段の一つですが、流しのタクシーではしばしば強盗事件が発生していますので、利用する場合は必ず無線タクシーを使いましょう。タクシーの乗車賃は走行距離により異なりますが、初乗り料金は4,100コロンビアペソです。

フルーツ

一般的に食材は日本より安く入手できますが、魚は少し高いです。加工・半加工食品やインスタント食品も輸入・国産品が出回っています。
大手のスーパーマーケット、ディスカウントストアのほかに、スーパーとコンビニの役割をもつ個人商店が多くあります。市場では新鮮な野菜、果物、肉、魚を入手することができますが、治安がよくない地区にある場合もあるので利用の際には注意してください。

日本食材は「Hipermar」「Pacific Seafood」などの東洋系の食料品店で手に入れることができます。魚介類、冷凍・加工品、醤油、みそ、米、のり、お茶、和菓子など、さまざまな食材が取りそろえられています。
官庁や銀行、店舗の営業時間はそれぞれ若干異なりますが、一般的には官庁は午前8時30分~午後5時、銀行は午前9時~午後3時、商店は午前9時~午後6時です。
チップの習慣はありますが、直接ウェイターやボーイに渡すのではなく、すでにチップが請求に含まれている場合が多くあります。支払いの際に確認しましょう。

フルーツの木

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。