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奨学金留学
体験レポート
学びが溢れる学問の街 オックスフォード
有名な「溜息の橋」の前で
留学先国・地域:英国
学校名:オックスフォード大学
専攻名:国際開発学部開発学
留学期間:2022年10月~ 2024年9月
留学形態:修士課程への進学
奨学金名:JASSO給付型「海外留学支援制度(大学院学位取得型)」
アフリカとの偶然の出会い
高校卒業後の春季休業の際、英語を勉強するため、ふと一冊の本を手に取りました。
その本はケニアの環境活動家ワンガリ・マータイ氏の自伝で、ケニアの貧困や紛争の現状が綴られていました。私はそれまで、大して勉学に励んだり、何か夢中になって一つのことを成し遂げることのない堕落した生活を送っていました。これからは誰かの役に立つような人生を送りたい、そのために学びたいという思いが湧いてきました。私にとって、その手段が国連職員になること、そしてそれに必要だったのが、語学力と修士号でした。
世界最高学府を目指して
アフリカ研究と開発学に秀でており、学費がアメリカに比べて安いことから英国を選びました。たくさんある大学院の中で、世界最高学府と称され、個人で独立した研究プロジェクトを実施できるコースのあるオックスフォード大学を視野にいれ、準備を進めました。倍率が例年10倍近く、論文の提出や高い英語力を求められる厳しい入学審査だったため、大学在学中の時間のほとんど全てを費やし、情報収集と準備を進めました。また、奨学金や銀行の教育ローンに関する情報収集も、早い段階から開始しました。
文化の違いと終わらない課題
伝統ある図書館ラドクリフカメラ
英国では、講義の後に、セミナーというディスカッションをベースとした形式の講座を行います。日本の大学ではあまりない経験でしたので、当初は自分の意見を述べるのにとても苦労しました。オックスフォード大学は学生と教授1対1での教育を重視しているため、卒論以外のレポート執筆時にもそれぞれ担当教授がつき、深い議論に付き合ってくれました。また、読まなければならない論文の量は凄まじく、毎週の課題に追われる日々を過ごしていました。一方、オックスフォードの学生は勉強とそれ以外の生活のメリハリがよく、課題や試験が終わると必ずパブへ出向き、ビールを片手に
様々な学術的な議論やたわいもない話をしていたのを覚えています。歴史風情のあるパブで友人と交わす議論とビールは、何にも変え難い一生の思い出となりました。
目標の再確認
無事卒業し、やはり国連職員になりたいという思いが強く、この目標に向けて新たな一歩を踏み出しました。現在は、ガボンのJICA協力隊員候補として訓練を受けています。フランス語で働く経験を積み、少しでも国連に近づくことができればと期待し、精進してまいります。
人生で一生の経験
パブでの一枚
卒論執筆時に実施した研究プロジェクトで学んだ研究倫理や研究手法は、協力隊として派遣された際の社会問題解決において大いに役立つと考えています。また、大学院で築いた友人関係は現在も続いており、様々な意見交換を行い、就職活動に活かしています。
自炊は一石二鳥
よく「イギリスは飯が不味い」と言いますが、実は美味しいご飯もたくさんあります。ただ、美味しいご飯は値段が高いことがほとんどです。そこで、これから英国に留学を考えている皆さんには、ぜひ自炊をしてほしいと思います。生活費の節約と美味しいご飯の一石二鳥です。
私の語学勉強法 ー とにかく単語! ー
語学の勉強において最も重要なのは、覚えた単語の数だと考えています。単語がわからないと、相手が何を話しているのかもわからなければ、自分の意見を述べる際の表現の多様性にも欠けてしまいます。単語帳を使う際には、日本語の意味ではなく、英単語の方を隠して理解度チェックをしてみてください。難易度は上がりますが、単語練習のインプットと、日本語の意味から単語を引き出すアウトプットの両方を同時に行うことができます。
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