渡航・滞在
このページは2024年に調査した内容を掲載しています。ビザや渡航後の在留手続きについては日本国内の大使館・総領事館や現地の出入国管理局に直接最新の情報を確認してください。
ビザの種類
オランダでは、入国後90日以上の滞在には、ビザが必要となります。オランダで学生として必要なビザの種類は、タイプI: 一般的な一時滞在のための滞在許可(Type I: verblijfsvergunning regulier voor bepaalde tijd)です。
取得方法や申請場所
ビザは渡航後、オランダでのみ申請が可能ですが、受け入れ先となる学校からの受け入れ証明書は事前にとっておく必要があります。日本人は入国後90日間ビザを取得していない状態でも滞在出来ますので、この期間に受け入れ先の大学が、移民局に当該学生の滞在許可を申請する必要があります。申請が許可されたら、予約をしたうえで入国管理局(IND)で滞在許可を取得します。
渡航認証制度ETIAS(エティアス)
2025年に渡航認証制度ETIAS(エティアス)の導入が予定されており、施行後には、渡航認証の事前申請が必要になります。渡航認証制度ETIAS(エティアス)とは、シェンゲン協定加盟国を訪問する際に必要となる渡航認証制度のことです。
申請手続きは渡航前にオンラインにて行います。申請には、期限が有効なパスポートとクレジットカード、氏名や生年月日、連絡先などの個人情報、渡航情報などが必要となります。
日本での手続き
留学期間が長期にわたる場合、住民票の届けを出している日本の居住地管轄の役所(区役所や市役所)で転出の手続きを取ることにより、国民健康保険および国民年金の加入を一時的に止めることができます。なお、国民年金は引き続き任意加入することもできます。手続きの詳細は、居住地管轄の役所に確認しましょう。
国民健康保険や健康保険に引き続き加入している場合、海外でかかった医療費は、帰国後の請求手続きにより適用の範囲内で払い戻しを受けることができます。詳細は、国民健康保険の場合は住民登録している市区町村に、健康保険の場合は全国健康保険協会などに確認しましょう。
所得税や住民税の扱いは、近隣の税務署や市区町村役場などに確認しましょう。
関連:日本でしておくこといろいろ(役所の手続き)