留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

このページは2024年に調査した内容を掲載しています。

高等教育機関の数は以下のとおりです。

公立の大学(Public Universities)10校
無試験で入学できるオープン大学2校も含む。

自治大学(Autonomous Universities)27校
自治大学は、入学システム、予算配分など、大学運営について全て独自に決定できる、いわゆる法人化された大学。

ラチャパット系大学 (Rajabhat Universities) 38校
教員養成を主たる目的とする大学

ラジャマンガラ工科大学 (Rajamangala Universities of Technology)9校
ラジャマンガラ工科大学は国内の9校で構成された国立大学です。

私立の大学 (Private Universities)、カレッジ (Colleges) 、インスティテュート (Institutes)計70校

準学士課程(Associate Degree and Diploma):2~3年
学士課程(Bachelor’s Degree):4~6年
修士課程(Master’s Degree):1~2年
博士課程(Doctoral Degree):2年以上

タイの大学で、留学生を受け入れている学部の例は次のとおりです。

(一例)チュラロンコーン大学の場合
建築学部
芸術学部
商学部
コミュニケーション・アート学部
経済学部
工学部
医学部
心理学部
政治学部
理学部
総合イノベーション学部

またチュラロンコーン大学では「Intensive Thai Program」というレベル1~9まである語学コースも提供しているほか、CU-TFL(外国語としての タイ語学習者のための タイ語試験)というタイ語検定も運営しています。このタイ語検定は日本でも受験できるほか、検定の結果をタイの教育機関の入学要件を満たすために使うことも可能です。

◆通常の留学コースの場合◆
学費は大学や専攻によって異なりますが、日本と同様に医療関係の専攻は学費が高いです。また、文系分野に比べ、理系分野のほうが学費が高い傾向にあります。

(一例)チュラロンコーン大学の場合
※学費 米ドル/年間(1米ドル=32バーツ換算)

学士課程:約2,300~3,300
修士課程:約2,600~4,200
博士課程:約2,600~4,200


(一例)カセサート大学の場合
学費 米ドル/学費(1米ドル=32バーツ換算)
学士課程:約3,500~4,500
修士課程:約2,000~2,400
博士課程:約2,500~3,000

(一例)チュラロンコーン大学の場合
▼出願フォーム
ウェブサイト(Home>Academics>Admissions)から、願書提出用のリンクと各プログラムの情報を入手できます。

▼入学検定料
申請者は、申請するプログラムごとに申請料として1,000~1,500バーツ(+クレジットカード手数料3%)を支払う必要があります。

▼出願期間(目安)
早期入試: 10月~12月
通常入試入学時期: 1月~3月

▼口頭試問・筆記試験(ある場合)
4月頃

▼合格発表
第1次選考合格者は、5月頃に各プログラムのホームページで正式に発表されます。

▼学生による志望確認
第一次合格者は、5月中に入学の意思を確認する必要があります。
合格者には合格証書がメールにて送付されます。


(一例)マドヒン大学の場合
▼マヒドン大学の応募ページでアカウント作成
マヒドン大学の応募ページ(https://admission.muic.io/#/signup [英語])にて、必要な情報をフォームに記入します。
登録したメールアドレスにメールが届くので、その後アカウントを有効化します。

▼願書の作成
願書の応募期間を選択します。
個人情報、緊急連絡先、学歴についての詳細を入力します。

▼必要書類の提出と受験料の支払い
受験手数料を支払い、必要書類を入学事務所のメールアドレス(icdad@mahidol.ac.th)に送信します。

▼面接
書類審査を通過した候補者は面接を受けます。

多少大学や学部によっても違いますが、基本的にまず必要と思われるものがTOEFLとSATの2つです。

(一例)チュラロンコーン大学(ビジネススクール)の場合

ステップ 1 : 応募資格
・応募資格は17歳以上で、タイでM6(高校卒業)またはそれに相当するレベルを修了した者、または修了見込みの者。
・応募者は、以下の英語能力テストの最低スコアを取得しなければならない:TOEFL(internet-based)79またはIELTS(Academic)6.5

ステップ2:応募は、自己紹介動画、ポートフォリオ、面接によって評価され、応募者はSAT(Math Section)600点をクリアするスコアを提出しなければならない:

自己紹介動画とポートフォリオ
応募者は、スポーツ、パフォーマンスアート、科学、数学、ビジネス、コミュニケーションに関する国内外レベルの学業成績を示す自己紹介動画とポートフォリオを提出しなければならない。

▼合格発表までの流れ
①オンライン応募
②選考通過者発表
③面接(オンライン)
④合格者発表
⑤入金確認
⑥追加入金確認
⑦合格発表


(一例)マヒドン大学の場合

審査方法は書類審査と面接審査です

各種応募書類の他、推薦状や英語試験のスコア・数学のスコアを提出する必要があります。(有効期限は少なくとも2年間)
・TOEFL iBT:全体69点、ライティング22点
・IELTS Academic:全体6.0、ライティング6.0
・PTE Academic:全体50点、ライティング50点
・ACT(American College Test)またはSAT(Scholastic Aptitude Test)の数学スコアの公式成績証明書

※専攻によって、求められるスコアが異なります。
・科学、工学、クリエイティブテクノロジー専攻:ACT数学25点以上、SAT数学600点以上
・経営管理専攻:ACT数学25点以上、SAT数学600点以上
・メディア・コミュニケーション専攻:ACT数学18点以上、SAT数学500点以上
・旅行業・サービスビジネス業起業専攻:ACT数学18点以上、SAT数学500点以上

タイの大学生は大学が就職イベントを主催しており、そういったイベントに参加をしたり、人材紹介会社に登録したりするのが一般的です。
社団法人日本タイ文化協会は文化講演会、タイ人留学生との交流会などの活動を行っています。
https://www.jtca-tokyo.com/ [日本語]
留学生の出身国別統計はアジアからの留学生が大半を占め、中国が圧倒的に多く、ミャンマー、カンボジアが続いています。(2023年3月時点)

中国人 21,419人
ミャンマー人 3,708人
カンボジア人 1,443人
ネパール人 651人
ベトナム人 546人
ラオス人 538人
フィリピン人 460人
インド人 363人
インドネシア人 326人
ブータン人 262人
南アフリカ人 259人
韓国人 248人
日本人 243人

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。