留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

ブルガリア共和国は、南東欧にあるバルカン半島の北東部に位置しています。北はルーマニア、南はトルコとギリシャ、西はセルビアとマケドニア旧ユーゴスラビアと接しており、東は黒海に面しています。首都はソフィア。人口は約700万で、公用語はブルガリア語です。

ブルガリアの高等教育制度は1995年末に大きく改編されました。議会で新高等教育法が成立し、学士号、修士号、博士号(PhD)という多層な学位制度が発足しました。
この高等教育法の下、高等教育機関には大学、専門高等学校、独立型カレッジがあります。大学は人文科学、自然科学、社会科学、技術科学の4つの主要科学分野のうち、3つ以上の分野において、幅広い専門科目の教育を施す機関です。主だった学術分野のそれぞれにおいて、学士、修士、博士の学位を授与しています。
また、科学・芸術面で豊かな潜在的能力を有し、その活動を通じて科学と文化の主要領域の発展に貢献しています。博士課程のプログラムは、ブルガリア科学アカデミーや農業アカデミーなどの研究機関でも実施されます。

高等教育制度は、中等教育修了証明を有するすべての候補者に開かれており、次の3つの学位で構成されます。高等教育機関の学生は、フルタイム、パートタイム、遠隔コースのいずれかを選択することができます。
  • 学士課程:3~4年間
  • 修士課程:1~2年間
  • 博士課程:3~4年間

ブルガリア教育科学省と日本学術振興会(JSPS)の間で結んでいる二国間協定のもと、大学院コースを受講する日本の学生は、さまざまな分野で授業料の免除を受けることができます。
また、日本の多くの大学の学生が利用できる短期交換留学プログラムもあります。

( 一部転載: Study in Europe 欧州留学ガイド 2019.5 )

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。