海外留学経験者の追跡調査(平成30年度)結果の概要

日本学生支援機構では、平成23年度に続き、3回目の「海外留学経験者追跡調査」を実施した。
これは、海外留学経験者の実態、とくに留学の動機とその達成感、留学情報収集の方法、留学後の進路について重点的に調査を行い、海外留学希望者の留学準備において、また、我が国の教育機関・公的機関等による情報提供業務において、参考資料として利用することを目的としたものである。

 

 このたびの調査結果の概要は、次のとおり。
  • 【調査方法】 インターネット調査
    20~40代のインターネット登録モニターに対してスクリーニング調査を実施し、条件適合者を選定
  • 【調査対象者】 過去15年以内に海外留学経験のある20~40代の一般個人
  • 【調査対象者数】 1,001件
  • 【調査実施期間】 平成30年3月25日~3月29日
  • 【調査内容】 「留学の実態」、「留学前/留学中/留学後の状況」、「留学あっせん団体」、「留学経費・アルバイト・インターンシップ」、「総合満足度」について調査。

 

留学の期間と開始年齢
短期化と低年齢化
留学期間は平成23年度と比べ、「3ヶ月未満」が16.0pt増加している。一方、「6ヶ月~1年未満」が7.3pt、「4年以上」が5.4pt減少しており、短期化傾向となっている。

年代では10代が増加し、20代~30代が減少傾向にある。
  • 留学期間
  • 留学開始年齢
留学総合満足度
約9割が「満足」

留学満足度

「満足」、「どちらかといえば満足」、「非常に満足」で9割近くを占める。
取得資格別にみると、語学スコア・級の取得証明書の取得者は「非常に満足」している人の割合が高い。また、留学期間が4年以上の場合、「非常に満足」「満足」している人の割合が高い。
留学後の考え方の変化
約9割が「変化あり」

考え方の変化

9割近くの人が、留学後の考え方に変化があったと感じている。
具体的には、文化面の変化が53.1%ともっとも多く、人生観40.9%、社会の捉え方40.3%、生活面31.7%と続く。
平成30年度「海外留学経験者追跡調査」報告書(PDFファイル)
問い合わせ先
独立行政法人日本学生支援機構 留学生事業部 留学情報課
電話:03-5520-6111 FAX:03-5520-6121
E-mail:infosa●jasso.go.jp
メールを送る際は●を@に変更してご利用ください。

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